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政治のニュースが面白いほどわかる本―政治が身近になった!日本一やさしい政治の本
オススメ度[ ★★★★ ]
滝澤中著 / 中経出版 / \1,470 / ISBN:4806114820
若者が感じた政治に関する疑問を、吉田茂にぶつけて議論をする、という形式で進みます。
この手の本ではよくある手法ですが、わかりやすいので、初心者にとってはいい本です。しかし、2001年に発行されたということもあり、具体的な話題を例にしている場合、「加藤の乱」「連立政権」など、かなり古い話題が出てきてしまいます。もちろん、だからといって役に立たないということにはなりません。
日本の政治のあり方、制度などの説明もされているので、基本的な政治のことはわかるようになっています。しかし、メインは時事問題で、基本的な政治の説明は、時事問題を理解するための前提知識として説明しているようです。
扱うトピックは古くとも、なぜそういうことが起こったのか、なぜそうしなかったのか、という説明はわかりやすく、これからの政治を考えていく上でもなるほどと思えるでしょう。
最初の方は、政権や政党の話題、その次に選挙、汚職事件、公共事業、行政改革という問題を説明し、さらに国際問題や憲法についても触れていきます。最終的に、今後の課題という問題提起で終わります。
政治が国民のためであるにも関わらず、それに関わる人々の思惑が交錯することで、思わぬ方向に進んでしまうことがある、ということがわかります。
本書では、政治の概要、政治の一部を知ることができ、興味を持つことができたら、さらに深く解説している本へと興味を広げていくといいでしょう。