さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学/会計の概要を知り数字のトリックを理解する

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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学

オススメ度[ ★★★★ ]

山田真哉著 / 光文社 / \735 / ISBN:4334032915

 本書は、「会計なんて自分には関係ない」「少し会計学に興味はあるけど資格が欲しいとは思っていない」という人向けの書籍です。
普段の生活の中にも会計的な考え方を使うと、数字のトリックが見破れるようになったり、便利に生活できるようになる、という内容です。

 したがって、会計士を目指している人や、簿記を取るための参考書を探している人には向いていません。あくまで読んで面白い、目からうろこ、という雑学的知識を得られることが本書のポイントです。

 表題の「さおだけ屋」は、第1章で述べられています。それは、具体的にさおだけ屋の商売形態を明るみに出すことだけが目的ではありません。さおだけ屋をわかりやすい例として使い、「なぜ?」という疑問点を会計的な視点から解決します。

 第2章以降は、別のテーマを例にして、会計的な考え方とはどういうことなのか、を説明していきます。その中で、連結決算の考え方、キャッシュ・フローの考え方などがわかりやすく丁寧に説明されます。

 本書を読むことで、会計のイメージ、会計の重要度などが理解できます。そして、さらに会計について具体的にどうすればいいのかを知りたいと思えることができれば、著者の目的は達成されたといえるでしょう。

 もちろん、本書ではなく、もう少し会計方法を計算式や書式を出して解説する本を読んでもいいでしょう。とちらかというと「読み物」的な意味合いが強い本ですが、数字に強くないと思っている人であればあるほど、「なるほど」と思えます。

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