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ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
オススメ度[ ★★★★ ]
ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド著 / ダイヤモンド社 / \1,890 / ISBN:4478630704
マゼラン・ファンドのファンドマネジャーとして、2000万ドルを140億ドルにまで伸ばした全米No.1ファンドマネジャーと呼ばれた人の本。
ピーター・リンチの投資法はいたってシンプルです。そのスタイルは長期投資で、投資の成果が現れるのは3〜4年経過後といいます。つまり、株は長期的に持つものであり、自分が理解できない企業への投資はしないと考えているのです。この考え方はバリュー投資であり、その点ではバフェットなどと通じるものがあります。
ピーター・リンチは、非常に多くの銘柄に分散投資していたことでも有名です。その数は400以上にもなるということですから、流石にこれは我々には真似できないでしょう。
銘柄分析は、実際に企業に出向いたり、生活で感じた優良企業に着目したり、IR窓口に電話をして質問するなど、直接行動することで行います。短期投資ではないので、チャート分析などには頼りません。
株を「低成長株」「優良株」「急成長株」「市況関連株」「業績回復株」「資産株」の6つに分類し、それぞれの特徴と投資タイミングに言及しています。つまり、「どのタイプは投資に向かない」というのではなく、「どんな銘柄でも投資のチャンスはある」というスタイルなのです。
また、本書ではピーター・リンチならではのユニークな発想の分析もあります。それは「会社名がつまらない銘柄」など、万人が興味を示さない・示す銘柄とはどんなものか、ということを感覚的に捉えることを意味しています。
投資を避けるべき銘柄についても述べており、本書の中で披露される投資方法や助言は、すべて何らかの役に立つと考えられます。
何より読みやすいのでお薦めです。