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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
オススメ度[ ★★★★ ]
ロバート・キヨサキ著 / 筑摩書房 / \1,995 / ISBN:448086332X
前作「金持ち父さん貧乏父さん」では、悪気はないのだろうが、かなり極端に「いいもの」と「悪いもの」を区別する書き方をしていました。
それは「お金持ちになる考え方をしない人」はダメで、「お金持ちにある考え方をしている人」はよい、というもので、その態度を全面に押し出す文面は、日本人にはなじまない書き方だったかもしれません。
そんな、面を反省したのか、本書では、もちろん主張していることは前作と全く一緒なのですが、人をその考え方から「従業員」「自営業者」「ビジネスオーナー」「投資家」の4タイプに分類し、現在の自分はどこに位置しており、望む姿はどのタイプであり、そうなるためには何をしなければならないか、という書き方になっています。
もちろん、著者は、「ビジネスオーナー」か「投資家」になることを薦めています。
前作ではあまり語られなかった著者の「金持ち」になるまでのストーリーがより詳しく語られています。しかし、「どういう金儲けの方法を使ったか」という投資手法を教えてくれるものではありません。
むしろ、どういう心構えでいるべきか、どういう風に行動したらどのような結果が得られるか、という考え方の本です。従って、本書を読んだからといって投資のプロになれるわけではありません。そういった実際的な部分は、セミナーにいったり本を読むなどして、自己投資することで身につけなさい、と諭しています。
前著に共感できるのであれば本書も納得しながら読むことができるでしょう。現状を変えたいと思っている人には、人生設計の役に立つかもしれません。