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EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方
オススメ度[ ★★★★ ]
ダニエル・ゴールマン、リチャード・ボヤツィス、アニー・マッキー著 / 日本経済新聞社 / \2,100 / ISBN:4532149754
本書は、感情面の重要性を強調したリーダーシップの本です。
リーダーシップの典型的なパターンを6つに分類し、それぞれの良い点と悪い点をとりあげます。そして、それらのリーダーシップの長所を組み合わせることで、理想的なリーダーシップがとれるということを教えてくれます。
そのリーダーシップを発揮する際に必要となる基本的な能力を、EQコンピテンシーと呼び、それぞれEQの4つの領域ごとに必要となるコンピテンシーを示します。
EQの4つの領域とは、
- 自己認識
(自分の感情を読み取り、正しく自分を評価できる能力) - 自己管理
(自分の感情をコントロールし、状況に柔軟に誠実に対応していく能力) - 社会認識
(他者の気持ちを汲む能力) - 人間関係の管理
(求心力と紛争処理と協調性の能力)
のことを指します。
この4つの領域の配分と、6つのリーダーシップモデルの組合せにより、望まれるリーダーシップの理想的な取り方をめざします。
6つのリーダーシップとは、以下のものをさします。
- ビジョン型
(共通の夢を示す) - コーチ型
(従業員の能力を伸ばす) - 関係重視型
(チームの協調性を強化する) - 民主型
(全員参加型の風土を作る) - ペースセッター型
(自ら指針となる) - 強制型
(強烈な方向性を示す)
このうち、ペースセッター型と強制型は、多くの場合強烈すぎて悪い方向に進んでしまいます。これらのタイプは、他のリーダーシップと併用しないと危険です。
あらゆる例を挙げて、どうすればよいリーダーシップが行えるかということを示しています。その反面、具体的にEQコンピテンシーを身につける方法にはあまり触れられておらず、本書はリーダーシップを身につけるための考え方を紹介していると思われます。
本書で、EQコンピテンシーの必要性を認識し、そのリーダーシップ能力を身につける重要性を理解できれば、自ずと次のステップに学習を薦めることができるでしょう。