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投機と投資―深刻化するデフレ下の傾向と対策
オススメ度[ ★★ ]
松藤民輔著 / 総合法令 / \1,575 / ISBN:
4893466593
本書は、日本発の金鉱山開発会社を創業し運営している著者の、会社案内といった内容です。
デフレ期には金の価格が高くなるという相場の動きに着目して、世界各国の金鉱山を買い付け、きたるべきデフレに備えている、というのがその内容です。まず、金の価値がこれからどうなるかという説明に始まり、どのようにして鉱山を買っていったかなどの経緯が語られます。
つまり、本書はこれからが金の時代であり、自分の購入した金山がいかに可能性があるものかをアピールして、広く投資家を集めたい、という目的のために書かれているものであり、決して、株式投資における投機と投資の違いや投資方法を解説する本ではありません。
本書をそのような感覚で読もうと思っているのであれば、肩透かしを食らってしまうのでお奨めできません。
著者の経営するジパング社が保有する金鉱山のデータを掲載するなど、事細かに会社説明がされており、ジパング社の会社説明としては精密だと思います。ただし、2006年現在ではこの本に書かれているほどの金鉱山は保有していないようですので、本書を持ってジパング社を知るよりもインターネットで会社のサイトを見た方が現状を知ることができると思います。
本書から得られるのは、ジパング社がどれだけ可能性を持っているかという期待感であり、投資一般に関する内容ではありません。