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ハイテクバブルとローテク投資―ニューヨーク・トップファンドマネジャーが見た
オススメ度[ ★★★★ ]
大竹愼一著 / フォレスト出版 / \1,575 / ISBN:4894511320
著者は、ファンドマネージャーを経験しており、その経験からくる相場の見方を解説しています。
著者は、いわゆるハイテク株が人気の頃でもバブルとその崩壊を予感していたために手を出さずにいて、それがあたったといいいます。
本書で重要なのは、筆者の相場観が優れている、という自慢話にあるのではなく、株式投資を行う上で、勘違いされそうな事柄、例えば半導体株は成長株ではなく循環株である、といったことを解説し、各業界の特徴を捉えて、どのように投資するべきかを述べているところにあります。
マクロ経済のような視点から、マネーサプライとの関係を述べたり、サイクルに従って動く業界の銘柄の手がけ方を解説したり、金利や為替に影響を受ける銘柄の特徴を説明することで、その業界・銘柄にあった最も合理的な投資方法を紹介してくれます。
また、売買タイミングについての心構えについても触れています。銘柄を分析して、なんとなくよさそうだと思い、衝動的に買いたくなったとしても、2〜3日時間を置いて頭を冷やし、なぜ買いたいのかを考えることを薦めています。これにより、理由もなく買ってしまうというありがちな失敗を避けることができます。
経済全体、在庫循環などから業界や銘柄の特徴をつかみ、業界のサイクルをバランスシートなどから読みとり、いかに先読みをして絶好のタイミングで投資をするかが、やさしく書いてあります。