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いまさら人に聞けない「有価証券報告書」の読み解き方
オススメ度[ ★★★★ ]
佐藤敏昭著 / セルバ出版 / \1,575 / ISBN:4901380389
投資を行う際に、その企業を分析するのに役立つ情報は、会社四季報や財務諸表など幾つもありますが、その中でも特に企業を詳細に知ることができる有価証券報告書について取り上げたのが本書です。
本書では、財務諸表の数値を読み取るというよりは、文章情報から企業の戦略や成長性を推測しようというスタンスでいますが、数字の検討方法についても後半でしっかりと言及しているので、有価証券報告書を一通り理解することができるのではないでしょうか。どういうときがよい兆候で、どういうときが悪い兆しなのかということがわかります。
有価証券報告書は、その会社の企業活動の報告書であり、分量は80〜100ページとかなりの量になります。株式投資をする上で、さほど企業分析をしなかったり、どのあたりから手をつければいいのかわからなかったり、読んでみたけれどどこに注意すればいいのかわからないという人にとっては、本書を傍らに置いて有価証券報告書を読み解くというのはいい方法でしょう。最初のうちはとても時間がかかると思いますが、慣れてくるにつれてどこに着目すればいいかがわかるようになるので、企業分析が面白くなるかもしれません。
投資価値のある企業を見抜く目を養うためにも、こういった書籍により企業分析の幅を広げるのは重要なことでしょう。