天才の読み方 究極の元気術/天才とは人一倍努力をしており、独創的でエネルギッシュであり、誰もがなれるチャンスがある

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天才の読み方 究極の元気術

オススメ度[ ★★★ ]

齋藤孝著 / 大和書房 / \680 / ISBN:4479300090

 著者は、「声に出したい日本語」などで有名な齋藤孝氏です。

 ピカソ、宮沢賢治、シャネル、イチローという4人の「天才」を調べ上げ、天才とは何を考え、どのように行動しているかを探ります。

 書籍や報道番組で取り上げられたことから、彼らがどのような人物だったのかを追いかけ、天才たる所以を明らかにします。

 残念な点は、ちょっとこじつけがましいところが見える箇所があったり、対比させるために天才と天才ではない人の差を記述するところでは、具体例を挙げて「天才とはこういう人だ」と示す部分があるのですが、「天才ではない人」については詳しく調べずに「天才ではない」と決め付けているかのような印象を受けるところがあることです。

 しかし、天才の条件として、「エネルギーの溢れる人」「努力を怠らない人」などを挙げ、エネルギーは使えば使うほど溢れてくるものであり、枯渇することはないことや、使わなければ逆にエネルギーは萎んでしまうということ、天才は人一倍練習をこなしており、練習量をこなすことはやがて「質」につながることなどは、非常に参考になる部分です。

 ピカソやシャネルについて、名前は知っているがどんな人物なのかはよく知らない、という人には、その人物像がわかるという意味でも、読んでいて面白い本でしょう。

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