英語は絶対、勉強するな!―学校行かない・お金かけない・だけとペラペラ/外国語を習得するにはヒヤリングから
オススメ度[ ★★★★★ ]
韓国人のために書かれた本を日本語訳したもの。
韓国と日本の英語事情が似ているようで、「韓国」の部分を「日本」に置き換えて読むとまるで違和感がありません。
本書では、まずヒヤリングを完璧にしてから読み書きに進むことがよいとしています。つまり、学校教育とは逆の進め方ということになります。
これは、赤ん坊が言葉を覚えるときの方法と同じで、まず色んな音を聞いて慣れ親しみ、意味もわからず発声し、やがて聞き取れるようになって話し出す、という過程を辿ろうということのようです。
まだ話せるようになったわけではないので、本書が有効かどうかというのは言える立場ではないのですが、周りにいる外国語を話せる人に、どのようにしたら話せるようになったのかを聞くと、大抵「ヒヤリングと単語力」「言葉にして発音してみる」などの答えが返ってくることから、間違ってはいないと思えます。
しかし、本書で最も必要なのは「根気」です。
根気よく週6日、毎日2時間英語を聞き続け、一字一句間違えずに聞き取れるようにならなければなりません。週1日の休み以外は一度でもサボってはいけないのです。そうしなければまた元に戻ってしまうといいます。
また、この方法でマスターするには、最低でも6ヶ月は要すると断っています。したがって、仕事が忙しくて時間が取れない人にはあまりお薦めできない方法です。もちろん、本書の方法にアレンジを加えてみるというのは悪いアイディアではありません(著者は完全に本の通りにやらなければならないと主張していますが)。どのみち量をこなすのが一番の近道であることには代わりはないのですから、忙しい人でも試しに読んでみるのはいいかもしれません。