部下の哲学―成功するビジネスマン20の要諦/部下の立場から部下のあり方を述べる

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部下の哲学―成功するビジネスマン20の要諦

オススメ度[ ★★★★ ]

江口克彦著 / PHP研究所 / \1,000 / ISBN:4569642233

 『上司の哲学』の姉妹編ともいえる本です。

 著者は、松下幸之助の下で働いてきた経験を生かして、自分が部下だったときのことを思い出し、部下の立場・目線で、部下のあり方・心得について述べています。

 つまり、上司がいいだけでも部下ができるだけでもうまくいかない、ということでもあります。上司と部下がお互いに尊重しあいながら、あるときは教え、あるときは教わるという協調関係にあってこそ、企業は発展するのではないでしょうか。

 本書では、部下に必須の条件を「熱意」と「思いやり」としています。

 例えば、部下に必要なものとして、「明るさ」を挙げていますが、それも熱意をもって取り組んでいれば、自然と前向きで行動力のある姿勢が「明るさ」となってにじみでてきます。

 著者の視点での「部下像」を書いているので、主観が大半の内容ではあります。しかし、松下幸之助という稀有の経営者の下で、部下としてのあり方、上司としてのあり方、2局面を学んだ著者だからこそ、主観であっても説得力のある内容になっています。

 実際、本書のように振舞うことができれば、ビジネスマンとしてどの会社に行っても恥ずかしくない人間になれるでしょう。

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