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実戦!「困った上司」とつき合うヤクザ式心理術
オススメ度[ ★★★★ ]
向谷匡史著 / 福昌堂 / \1,470 / ISBN:489224791X
本書は、サラリーマン社会における部下と上司の付き合い方について、「やくざ社会ではこのようにして付き合っている」という例を元に、それをサラリーマン社会におきかえて実践してみよう、というものです。
本書では、「上司とは理不尽なものであり、その理不尽でいい加減な上司とどのように接すれば、ストレスを溜めずに出世できるか」という視点でかかれており、どうしようもない上司ではなく、きちんと論理的で理想的な上司である場合には、本書の内容はまったく適さないでしょう。(もちろん、そういう上司の場合には、本書の類を手に取ることすらないと思いますが)
現実社会においては、「管理職とはどうあるべきか」「管理とはなんぞや」ということを、真に理解し実践できている上司は少ないでしょう。
そういうことを踏まえた上での内容なので、「確かにこういう上司はいるな」と共感できたのであれば、何らかの使える情報が得られるでしょう。
その内容は、「頭を使って相手の気持ちを思い図って立ち回ろう」というものなので、愚直にただ仕事をしているだけでは、むしろバカを見てしまうことになります。
そうならないように、どう振舞えば上司の気分を害さずに気に入られるようになるかという、処世術の視点でも書かれています。
このような上司ばかりではない、と考える人にとってはそもそも読む必要のない本でありますが、上司との人間関係に悩みを持っている人にとっては読んでみるといいかもしれません。そのまま実践できるようなものも多く書かれているので試してみましょう。