仕事で差がつく手帳の技術―急がずあわてず仕事をテキパキこなす手帳活用術
オススメ度[ ★★★★ ]
本書は、まだ手帳を使ったことはないけれど、手帳を使いたいと思っている人や、手帳を持っているけれど続かない人に向けた本です。
著者は、旅行作家をしており、取材のために手帳を常に携帯しているそうです。使っているのは綴じ手帳ではなく、紙を入れ替えられバインダー式のシステム手帳です。著者が使っているものは、SD手帳という、携帯性に優れた小型のシステム手帳なのですが、現在ではあまり普及しておらずマイナーな部類に入ってしまいます。六穴やバイブルサイズなどのメジャーなサイズの手帳にはあまり触れていません。
しかし、他のサイズの手帳であっても本書の内容はそれほど問題ではありませんし、本書を読んだからといってSD手帳を使いたくなるとは限りません。
要するに、自分の仕事に適したサイズの手帳を使おうということです。
ただし、SD手帳はオプションが豊富にあるようで、それらの一部を本書で紹介していますが、興味があるのならば別サイズでも同等のオプション類があるのか調べなければなりません。
本書のポイントは、著者がいかに手帳を使うことに喜びを感じているか、という点に尽きます。例えば、リフィルの種類がたくさんあるのであれば、とりあえず使ってみてその使い勝手を研究してみたり、自分の欲しいリフィルがないときは、自作してしまうということもまで考えています。そうやって、自分に合ったシステム手帳を作り上げれば、さらに愛着がわくでしょう。こういう遊び心を持ちながら使うと、読んでいても「楽しそうだな」と思えてきます。
ただし、著者はトップレベルのビジネスマンではありません。本書は、あくまで著者の使い方を紹介するというスタンスでかかれているので、もっと本格的に「できるビジネスマン」としての手帳の使い方を知りたいのであれば、本書は適さないかもしれません。
手帳を使うことに興味を持てる楽しい本です。